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石ころ部会報告

   

2019年5月部会活動報告

. 日 時  : 524日(金)

. 場 所  : 石川の川原(藤井寺市道明寺玉手橋下)

. 参加人数 : 28

. 活動内容 : 近鉄道明寺駅に集合し、石川にかかる登録有形文化財である玉手橋付近の川原まで歩く。今回は部会発足後初めての屋外活動である。天気が良すぎて熱中症に注意して活動。石川は南葛城山より発して金剛葛城二上山のふもとの、南河内地区を北流し大和川に合流する一級河川である。
 川原では4班に分かれて石の採取、各班で収集した石ころを色や模様などによりグループ分けする。唯一の日陰である玉手橋の橋げた下で昼食をとり、その後、皆で「石の仲間分け表」や「手製の石の標本」を参考に石の名前を判別する。その際、ハンマーを使い破面を観察、堆積岩だけどこれは堅いから「チャート」割れやすかったから「泥岩」などと同定する。
 意外や意外、12種の岩石(1. 花崗岩、2. 閃緑岩、3. 泥岩、4. 砂岩、5. 礫岩、6. チャート、7. 石英混入の石灰岩、8. 安山岩、9. 流紋岩、10. 凝灰岩、11. サヌカイト、12.片麻岩)が鑑別できたようだ(写真参照)。その正確性は疑問であるが、素人の初回鑑定にしては上出来とみるべきか。川原での観察を終わり、道明寺天満宮で「滝畑の和泉層れき岩でできたさざれ石」「巨石の運搬に使った修羅」を見学、道明寺に立ち寄った後解散した。21名は河内長野(大喜多)にて反省会。

   






 

2019年4月部会活動報告

. 日 時  : 426日(金)

. 場 所  : 大阪市立自然史博物館

. 参加人数 : 34

. 活動内容 : 初回の石ころ部会は会員数45名中34名が出席、自然史博物館において館長の川端清司先生(地質学)による「大阪の川原の石ころと地質」の講義を受けた。午前の座学(集会室)では(1)川原の石ころは上流に分布する岩石や地層を反映したものであること、(2)岩石(石ころ)とは何か、何からできているのか、岩石と鉱物の違い、(3)岩石の分類法(大きく分けて火成岩、堆積岩、変成岩)等について学んだ。
  座学の後半はグループに分かれ、岩石鑑定の検索表を用いて大阪の川原で収集された石ころの鑑定実習を行った。石に含まれている粒の粗さ、形を肉眼で観察するだけでもかなりの鑑別が可能なようだが、外観だけでは判別のつかないことが多いのも事実。石の鑑定が全てではなく、石に戯れ遊ぶだけでも満たされることが多いと割り切るべきか。
  午後は大阪の自然展示コーナーに移動し大阪の北側の北摂山地、東側の生駒・金剛山地、南側の和泉山脈の地層や岩石の特徴や違いについて川端先生の話しを聞いた。川原の石ころは上流の山の地層や岩石の反映であることを再認識。今後の部会活動に大変有意義な一日であった。